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江戸蕎麦 大人のそば巡り 麻布 更科編

"漆かぶれのかゆみもひかないまま"

よみうりカルチャーの「大人のそば巡り」に行ってきます。

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あいにくの天候は雨、大江戸線の改札口で待ち合わせです。

お昼前の11時、10名ぐらいが集まっています。


講師は、江戸ソバリエ ルシックの資格を持ち墨線画家の「伊嶋みのる」さん、
江戸蕎麦の権威であるのは当然ながら、東京の名物蕎麦屋で江戸の下町 情緒を残す「お蕎麦屋さん」を訪ね歩いては、その店頭風景を墨線画でスケッチします。本や蕎麦の雑誌の挿し絵にも多く登場し、「墨絵で描く江戸蕎麦屋」の著書もあります。

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麻布十番駅を出て、まずは1軒目の「麻布永坂 更科本店」でそばを頂きます。
江戸時代に創業し、昭和の戦争、恐慌により一時廃業後最初に再興したお店です。

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この麻布十番にある蕎麦屋さんは、更科の老舗の3軒が集まっています。
近くに来ると、だしの美味しそうな匂いがただよってきます。

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1階の奥の席が予約されています。
さて何にしましょうか。本来なら「御膳そば 990円」の純白で細打ちを頼むのですが、
2軒目も更科系ですので、「おせいろ 990円」を頼みます。

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「もり」とか「ざる」とか「せいろ」とありますが、
「せいろ」とは、そばを盛りつける食器のことです。
せいろは蒸し物料理に使う蒸籠(せいろう)をそばを盛る器に転用したものです。
「せいろう」の「う」 が省略されて「せいろ」になったそうです。


そばがきました。
角せいろに塗られた「家門」がこちらを向き、そば下の「竹すだれ」が横目に置かれています。

 "なぜこんなことを書くかというと" こういうところで蕎麦屋が名店であるか判断できます。
ほかにも、そば猪口(ちょこ)の色は、汁の色が分かるように白磁が良くて、色物のそば猪口を使っているお店は、どうしたものか。

また、「そば湯」の濃度も好き嫌いがあるでしょうが、そば湯は濃いほうが宜しゅうございます。
そば湯をおろそかにするお店はどうしたものか。 そば湯にこそ店の味があります。

ここの「おせいろ」は、コシもあり、汁も甘辛く丁度いい。
ねぎも細切りでよくさらされています。

なんといっても、そばの盛り付けが綺麗です。
当たり前な話しですが、このカルチャーで案内してくれる蕎麦店は、すべてが老舗の銘店です。

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ご同行する御仁も蕎麦好き・蕎麦通の方たち、乾くと旨くないので蕎麦を手繰る(たぐる)のが早いこと。

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麻布十番の商店街をぶらぶら歩きながら、鯛焼きの浪花家、せんべいの豆源、和菓子亀澤堂などを廻ります。

途中にもう1軒の「総本家 永坂更科 布屋太兵衛」を見つけました。
今回は、店構えを見るだけで通り過ぎます。

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見本に「合盛り」が、「更科と生粉打ち」の合盛りです。汁も「あま汁とから汁」が付いてきます。

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豆菓子の「まめ源 本店」に入ってみます。

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お土産に「おとぼけ豆」を買って

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麻布十番の中央に「パティオ十番」の広場があります。
童謡の「赤い靴」の女の子きみちゃんの像が置かれています。

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坂道を上がっていくと麻布山の上に「善福寺」が見えてきました。
安政から明治初年まで初代アメリカ公使館が置かれ、ハリスらが居住したことで知られます。
ここには、「伊藤博文墓所や越路吹雪の歌碑」があります。

うしろに建つ高層マンションが由緒ある景観を台無しにしています。

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樹齢750年の大銀杏「逆さ銀杏」、都内最古の天然記念物です。

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近くには、オーストリア、アルゼンチンなどの大使館があります。
そろそろ13時、最後の1軒「総本家 更科堀井」に向かいます。

趣きのある玄関です。

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ここで、「さらしなそば890円」をとります。

そばの実の芯の部分だけで打った真っ白なそばです。
更科そばの特徴は、蕎麦殻をはずし、精製度を高め、胚乳内層中心の蕎麦粉を使った、白く高級感のあるそばです。

ほんのりした甘みと、のどごしがよく、生粉打ちやニ八と違って乾燥が遅いようです。
こちらのお店も、そばの盛り付けが綺麗です。

そば湯は、今まで飲んだどれよりもよりも美味しく感じました。蕎麦実の芯を使っているからでしょうか。

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薬味の中に大根おろしが添えられています。初代が信州信濃だからでしょうか。
さらしな蕎麦には、あま口の汁があいます。
蕎麦徳利には、「あま」「から」と書かれています。

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創業から225年、いいお店です。いずれの2軒も満員なのが分かります。

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今度は「銭湯お遍路マップ」を持って、107湯目 「麻布黒美水温泉竹の湯」に浸かり、
 4時すぎに伺うことにしましょ。

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 大人のそば巡り「更科」のお付き合い ありがとうございました。






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No title

Teraさんこんにちは
大人のそば巡りのブログに偶然に出会いました。
最初から最後まで丁寧に愛情ある言葉でのご案内有難うございます。
2回目からのそば巡りには参加されなかったのでちょっぴり心配していました。
このブログを見て納得です、いろいろぶらぶら散歩をやられているんですね、私の「蕎麦ウォッチング」もよろしく、、、

うずら爺さん こんにちは


ご訪問いただきましてありがとうございます
「蕎麦ウォッチング」楽しみに伺います。
プロフィール

tera

Author:tera
「見て・撮り・歩く」
青空の下、ぶらぶら街を歩き、居酒屋、蕎麦屋、銭湯巡りを楽しんでます。
日常の何気ないこといろいろ書き綴ります。

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